ジャスパー無線:第23回 【罪 SideC】
ジャスパー無線:第23回 【罪 SideC】
【大将】真の振り込め詐欺犯は誰だ?
【司法】裁判傍聴に行ってきました(3)
萩本欽一ですか、立志伝中の人物とか努力家とか人情家とか、イイエピソードには事欠かないなー、でも全然好きじゃない。それはつまらないから。あと俺、昔から「お茶の間」的良識空間にどうしても馴染めないから。そういうものを礼賛する空気を放出し続ける「後期欽一」は積極的に憎かった。
どうでもいいが「欽ちゃんバンド」でパーシー・フェイス楽団の曲を演っていたというのは後年の「ラウンジ」だな。早い!言ってみただけです。
裁判傍聴・・・後味の悪さを、そして人生の重みを噛みしめるために行った気持ちも本物なのだが、「あぁ…やりきれない…もうやだこの惑星」と心弱ってしまうのも事実。
例として肴にしてしまったが、この二人目被告。この出来心窃盗おじさん。
あぁ~貧困と馬鹿は治らない病気だよう~。性格悲劇とはこの事。なんかもう、永久にいい手がこない「大貧民」で延々と負けが込んでいくようなやりきれなさ。人生を好転させるにはリソースが少なすぎるんだよなあ。悲しくなってしまう。まったく他人事ではない。
「俺はあとどれくらい追い詰められたら、これくらい周りが見えなくなっちゃうんだろう?」
と我が身を精査してしまうよ。
そりゃ永山則夫も本書くわけだわ。
三人目被告。準わいせつ犯。
罪を犯すとこんな恥ずかしい目に遭うという生きた実例だな。
ある意味、上記の窃盗犯より一段と「終わってる」感にまみれた人だ。ムショで脱肛になるくらい掘られてしまえ!と思ってしまうのも事実だが、それにしても他種の犯罪なら「ふーん、悪い奴もいるもんだ」「可哀想になあ」と、ある程度は客観的に思えるくせに、こと「性犯罪」だと自分の逆上度合いがググイとオーバードライブかかってしまうのは何故なんだろう。まったく説明できない。皆さんいかがなものでしょう?広く天下に御意見を募りたい。
今回の結論。
・犯罪は割に合いません。悪事の才能が無い人は手を染めない方がいい。
・速記者が美し過ぎた。
・「わざわざイヤなものを見たくないよ」と
ビシッと断定した笛さんの気持ちもまことにもっとも。
・・・単に俺、悪趣味なのかもしれないなぁ・・・。
(LOB)
とにかく誰かがひとを「弄ってる」のを見ると不快になるわけだ。ここで言う「弄る」は、他者を笑い者にして「自分がうけた」ことにしたり、自分を賢く見せたりという行為だ。もちろん、私も他者を腐したり馬鹿にすることがないとはいわん。とくにDQNとかヨサとか4351とかな。でもよ、その場に当人がいる場面でそいつを馬鹿にして自分の笑いとしたり、まして相対化することで俺の方が賢いみたいなことしないよ。ま、ヨサの方がお前より腕っ節強そうだからだろという意見もあるかもしれんが、じゃぁ自分より腕力なり立場なりが弱いと思われる人間をそのように「弄る」ことをするかといえば、それは否ですよ。
で、萩本欽一よ。素人弄りってどうなのよ。そんなことしてても彼が人情家だのお茶の間的だのってイメージを保てたのは、ひとえに彼のルックスに因るものだよな。そんなのありか?、と。
ホントにさ、間違えた考え方であるのは百も承知なんだけど、犯罪にはある種の夢があると思っていたんよ。でもさ、支部長の話は徹底的に世知辛く、二人目の窃盗おじさんの話は才能がなければ何をやっても駄目ということなわけだ。こんなゲームを続けなきゃならんのか、と。降りたくもなるよな。
あと、性犯罪に対して逆上度∞の件だが、逆上というか劣情なんじゃないだろうか。真面目に考えると、窃盗とか詐欺とかの「人の果実を安易に横取り」という構図と違って、「人が人を本能的な欲求の元に支配する」というのが余計腹立つんじゃないかな。で、「人が人を支配」ってのは、実はでかいテーマだったりする。
(笛)
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窃盗犯と準わいせつ犯(LOB画)
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